田んぼの土の入った水槽にメダカ稚魚が生まれたことから稚魚育成環境としました。
ミジンコも大量に発生したので、エサ入らずでメダカの稚魚育成も可能?なのか検証しつつ記録として残しています。
結論から先にいうと、田んぼの土を入れた水槽はメダカ稚魚育成にも最適。
本記事がメダカ稚魚育成に挑戦されている方の参考になれば幸いです。
ミジンコを成魚にエサとして与えたいといことで田んぼの土を手に入れ水槽にした時の記録はこちら
→田んぼの土からミジンコを採取 メダカに生きたエサをあげたい!
田んぼの土入り水槽でメダカ稚魚を育てる
田んぼの土を入れた水槽でメダカ稚魚を育てています。
そして2週間をこえた姿がこちら。
大きさは1cmから1.5cm程度です。
グリーンウォーターだけの環境より、早く大きくなっています。
特にエサを与えているわけではないのですが、ミジンコや微生物などを食べている様子です。
ちなみにグリーンウォーターで育てていた時の記事では2週間で1cm程度でした。
→メダカ稚魚2週間目の状況観察。メダカ稚魚をうまく成長させる備忘録3
グリーンウォーターで育てるよりも少し早く大きくなりそうです。
いつの間にかミジンコはいなくなっていた・・・のでミジンコ畑を作り直す
ミジンコを発生させて、その水槽でメダカも育てる。
ミジンコ無限わき、エサの永久機関はできるのか!?
結論からいいますと、無理でした。
ミジンコとメダカは別水槽に分けておいたほうがいいです。
あわよくば無限エサ発生水槽になることを予想しましたが、たくさん発生していたミジンコはいつの間にか0に。
水槽を覆うほどのミジンコでしたが、おそらく食べ尽くされてしまったのでしょう。
メダカ稚魚は育っていますが、ミジンコ畑としてはもはや機能していない状況となってしまいました。
ミジンコ畑再設計
そんなこともあろうかということで、事前にミジンコ畑を作っておきました。
グリーンウォーターに逃していたミジンコを全て新しい水槽に投入。
新ミジンコ畑の材料はこちら
ポイント
- 30Lぐらいの水量が保てる発泡スチロールの容器
- カルキ抜きした水 適量
- 5Lぐらいの作ったグリーンウォーター
- ミジンコ 数10匹程度
- 赤玉土とレンガ 適量
- PSB 適量
なお分量は適当です。
数日でミジンコが間引きできる程度に増えました。
こうしてミジンコ全滅は回避。
もしミジンコを全滅させたくない時は、別水槽にミジンコ畑をつくっておくことを強くおすすめします。
田んぼの土入り水槽でメダカ稚魚誕生から3週間から4週間で2cm程度に
初めに生まれたメダカは3週間から4週間で2cm以上にまで成長しました。
途中、別水槽のミジンコ畑から定期的にミジンコをエサとして補充したり粉末エサも与えたりしました。
それでもグリーンウォーターだけで育てるよりも早く大きくなったようです。
水槽の中にミジンコだけでなく、その他のエサになる微生物も豊富に発生したおかげと推測します。
これ以上大きくなってしまうと成長途中の小さなメダカ稚魚を食べてしまいますのでメダカ成魚の水槽へ引っ越し。
メダカの成魚のいる水槽に移してみました。
襲われる心配もなさそうです。
まとめ
今回の田んぼの土を入れた水槽でメダカ稚魚を育てる試みをしてみました。
エサとなる微生物やミジンコも大量に発生する環境ができました。
もっともミジンコが食べ尽くされていなくなった時は、すこし工夫が必要かもしれません。
結果的にグリーンウォーターだけで育てたり、室内で粉末エサで育てるよりもメダカ稚魚も早く成長しました。
もともとメダカは川の流れのない死水域や水田に生息しているので、似たような環境がメダカにあっていたと思われます。
では、この田んぼの土水槽の唯一の弱点はなにか?
それは田んぼの土は目が細かいので水槽がにごりやすく、鑑賞にはあまり向かない点です。
すこし水槽を揺らすと底の土が舞い上がってしまいます。
もし田んぼも土が手に入るようでしたら、メダカ稚魚育成の水槽を作ってみてはいかがでしょうか。
ミジンコも手に入るし、メダカを育てやすい環境も手に入りますよ。
以上「田んぼの土入り水槽ならメダカ稚魚も勝手に育つ!?試してみた」でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
では、また。