4月の初めの週に親メダカの産卵を確認して約2ヶ月になります。
毎日産卵しており飼育の限界数なので採卵は止め自然に任せています。
最初に卵から生まれたメダカ稚魚も4週間目となりました。
メダカ稚魚を屋内飼育と屋外飼育で比較しつつ成魚メダカまで育てる為のチャレンジをしています。
屋内飼育しかできない方へも稚魚育成の参考になるよう記録を残しています。
4週目のメダカ稚魚の状況
メダカ稚魚の誕生から1か月たちました。
屋内、屋外両方ともグリーンウォーターを利用して育てています。
一番最初に生まれた稚魚は2cm程度の幼魚にまで成長しています。
どうやらメダカ稚魚は大体1週間で0.5cmぐらい成長するようです。
メダカ稚魚の屋外飼育の状況

屋外水槽はメダカ稚魚用と成魚メダカ用の2つで飼育していましたが、成魚用の水槽でも稚魚が大量に生まれています。
今のところ成魚が稚魚を食べつくす様子もないのでそのままの状態にして育成することにしています。
真夏の屋外メダカ水槽の直射日光と水温対策
暦も6月になり暑くなってきました。
最近は異常気象で40度近い気温になるところもありますね。
メダカの生存限界水温は38度です。
メダカの水槽も温度管理が必要になるかもしれません。
直射日光により水温が急激に上昇してくることもあります。
試しに水槽に指をつっこんでみると熱くはないが、ややぬるい。
まだ水温は36度以下で大丈夫そうですが、屋外水槽の夏の水温対策を検討し始めました。
メダカには日光が必要、でも水温上昇は危険
どうしたものか・・・。
そうだ!「よしず」を買ってこよう!
100円ショップで「よしず」を売っていることはしっていましたのでダイソーへ。
無事「よしず」を購入しました(100円ではなかった)。
こんな感じでセット。

子供が学校から持ってきたアサガオの芽を鉢に植え替え文鎮がわりにします。
アサガオが育って日陰を作ってくれることにも期待です。
これなら直射日光を入れつつ、温度の上昇が抑えれそうです。
メダカ稚魚の屋内飼育の状況

屋内プラケースで稚魚誕生から約1週間。
採卵してプラケースに入れていた卵もほぼすべて稚魚に孵化しました。
グリーンウォーターを利用しています。
500mlのプラケース2つが稚魚用に使われています。
それぞれ9匹づつ、合計18匹。
1日1回稚魚用の細かいエサをほんの少しつまめる程度の量を与えています。
現在は2日に一回水替えをしてます。
メダカ稚魚にPSB(バクテリア剤)は危険か?
もそろそろフンも増えてきましたので、水替えだけでなくPSBのバクテリア剤で水質も安定させたいところです。
先日のPart4ではPSB(バクテリア剤)は稚魚には強すぎる、死んでしまうかもと記載しました。
あらためてPSBの説明書きを確認してみると・・・。

【水量の1/1000が使用量の目安です。40Lの水量で1日2~3cc。】の記述を発見。
全然容量用途を守っていませんでした。
PSBの入れすぎによる急激な水質変化で死んでしまったと思われます。
その後、実際にプラケースにPSBをスポイトでほんの少し入れてみました。
翌日なんの問題もなく、元気に稚魚は泳いでいることを確認!
薬剤はしっかり容量用法は守るべきとあらためて学んだ次第です。
まとめ
稚魚になって4週間もすると2cm程度までメダカまで育ちます。
成魚となる大きさまであと少しですね。
ちょうどその大きさになるころは夏のはじまりで気温も高くなってくるので、日光を浴びせつつ水温上昇を抑える必要が出てきます。
「よしず」やグリーンカーテンを利用すると対策としてよさそうです。
屋内プラケースでも1㎝弱の大きさになっている稚魚が増え、一番細かい粉末エサも食べるように。
糞も増えるのでPSBのバクテリア剤で水質の安定をはかります。
用法を守れば利用しても稚魚に問題はなさそうなことがわかりました。
引き続き飼育状況を記録していきます。
現在進行形でメダカ稚魚育成に挑戦されている方の参考になれば幸いです。
以上「メダカ稚魚4週目の記録。メダカ稚魚を成長させる備忘録Part5」でした。
メダカ稚魚誕生から6週目以降の状況はPart6へつづく。